マニラ視察の旅~銀行編~
セミナーの後半は、フィリピンの金融と銀行についてのセミナーでした。
日本の銀行と、フィリピンの銀行では幾つかのちがいがあります。
日本でもペイオフと言って「預金者保険機構」が預金者の預金を保護する制度があります。
フィリピンでも、ペイオフの制度があります。
フィリピンの通貨は「ペソ」ですが、50万ペソ分までは保護の対象となります。
しかし、フィリピンのペイオフは自国の通貨「ペソ」だけでなく、「外貨」も50万円ペソ分まで保護することになっているのです。
さらに日本では本人の名義しか口座が作れ無いの対し、フィリピンでは共同名義でも口座が作れます。
つまり、本人、配偶者、子供の3人で口座を作ろうと思った時に
①本人
②配偶者
③子供
④本人+配偶者
⑤本人+子供
⑥配偶者+子供
の6つの口座を作ることができるのです。
これは日本の銀行とかなり違うところですね!!
単独の口座と共同名義の口座はそれぞれペイオフの対象になるので、上記の場合は300万ペソまでが保護の対象となるのです。
さらに、定期預金の金利も日本とは比べ物になら無いくらい高いのです。
自国通貨ののペソもですが、ドル預金に関しても日本より高いのです。
定期預金の仕組みは日本と同じで、1年3年5年の預け入れ期間によって金利も変わります。
期間が長いほうが、金利も高めに設定されています。
例えば、1年のドル定期預金では最低8.5%(今後変わる可能性はあります)
日本のゆうちょ銀行の1年定期の金利が0.01%なので850倍ということになります。
国が違えば、制度も違います。
金利も当然違います。
日本のいいところもありますし、海外のいいところもあります。
日本の円資産だけでなく、金も海外に旅立たせることで増やすこともできるのです。
ほんの少しでも資産形成の視野を世界に向けてみませんか?
この記事を書いたのは「FPラポール株式会社」
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