年金が84%増える?それって本当?|2020年3月3日閣議決定した年金改革法案の内容は大きく3つあります。 ①厚生年金の適用拡大 ・従業員501人以上の企業勤 ・勤務期間1年以上 ・週20時間以上の所定労働 ・月額賃金88,000円以上 が厚生年金の加入対 ...|FPラポール株式会社

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2020/03/05

money, 年金

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年金が84%増える?それって本当?

2020年3月3日閣議決定した年金改革法案の内容は大きく3つあります。

①厚生年金の適用拡大

・従業員501人以上の企業勤
・勤務期間1年以上
・週20時間以上の所定労働
・月額賃金88,000円以上
が厚生年金の加入対象者ですが、

2020年10月からは
・従業員101人以上の企業勤
・勤務期間2ヶ月超
・週20時間以上の所定労働
・月額賃金88,000円以上

さらに2024年10月からは
・従業員51人以上の企業勤
・勤務期間2ヶ月超
・週20時間以上の所定労働
・月額賃金88,000円以上

今までは大きな企業に勤めるパートやアルバイトに限られていましたが
今後は中小企業にまで対象は広がります。
政府はこのことによって新たに65万円が加入することになるだろうと推計しています。

会社員の扶養内で働きたいと思っている人にとっては厚生年金に加入するのかしないのか大きな問題になるでしょう。

しかし、将来の年金が増えることは老後の資金を考える上でとても重要になります。

とはいえ、扶養を外れて働くと言うことは、家族手当が減ったり、ご主人の税金が上がったりといった影響も考えられるので
一概に年金に加入することがいいとは言えないでしょう。

②在職老齢年金の緩和
在職老齢年金とは年金を受け取ることができる人が年金以外に仕事をしていると年金の一部、または全部が支給停止になる制度です。
65歳未満と65歳以上では、停止になる金額に違いがあります。

65歳未満 28万円 → 47万円
65歳以上 47万円 → 変更なし(改正見送り)

65歳未満でも給与が47万円未満であれば年金が減らされることはありません。

しかし、男性昭和36年4月2日以降、女性昭和41年4月2日以降以降生まれた方は
厚生年金の受給開始年齢が65歳からなので65歳未満の在職老齢年金の影響を受けません。

ちなみに、年金の金額が減らされるのは厚生年金のみで基礎年金が支給停止になることはありません。

③受給開始年齢の選択拡大

現在は60歳から受け取る「繰上」70歳まで受取を先延ばしする「繰下」受給することができます。
しかし、繰下できる年齢が75歳まで拡大されます。

繰下げすると1ヶ月あたり0.7%年金受給額が増えます。
例えば70歳までの60ヶ月繰り下げすると、142% になります。

それが75歳まで繰下げすると184%にもなるのです。

そんなに増えるなら繰下げした方がお得だと感じるかもしれませんが、年金は生きている限り受け取れるのです。

いくつまで生きるのかは誰にも分かりません。

男性の平均寿命は約81歳です。
70歳まで繰下げしたとしたら平均寿命よりも長生きすれば65歳から受け取った金額よりも多くなります。

そう考えると、75歳まで繰り上げると言うことは、平均寿命よりもさらに長生きしないと受け取る金額が少なくなってしまう可能性もあるのです。

ですから、繰下げをするときは十分考える必要があります。

しかし、繰下げが不利だと感じときは65歳の支給に遡って請求することもできます。

老後の生活を支える年金については、知らない、よくわからないで済ませることはできません。
しっかりと仕組みと、自分の受け取れる金額の把握はしておきましょう。

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