2016/04/24
逆転の発想
先日入院している母のお見舞いに病院へ行った時、
気になるものを見つけました。
それは「とねっと」という埼玉利根保健医療圏の地域医療ネットワークシステムです。
私は知らなかったのですが、一緒にいた長男は医療関係の大学に行っているので、この存在を知っていました。
このシステムができた背景には、この地域が人口当たりの医師数や看護師数、医療機関数が全国でもっとも低い地域であったことと、高齢化率が高いことで今後の医療需要は増えるであろうと推測されること。
つまり医療資源の不足から、十分な医療を提供できない可能性があったのです。
そこで、地域の限りある医療資源を有効に活用し、住民が住み慣れた地域で医療を完結する仕組みが必要だったのです。
埼玉利根保健医療圏の9市町の医療機関から構成されるこのとねっとは、登録する医療機関にて住民の情報を共有します。一部は自分でも参照したり記録したりすることができます。
最初の医療機関で受けた検査や投薬情報など、次の医療機関でも参照できるため、改めて次の医療機関で検査を受ける必要がありません。時間もお金も節約することができます。
また。救急搬送時登録IDまたは、氏名と生年月日を元に救急車に搭載されたタブレットで患者情報を取得し、適切な医療機関へと搬送することが可能になります。
医師数、看護師数最低で、高齢化が進み医療需要が高くなるというマイナスの状況だったからこそ、ネットワークを構築して患者さんの利益を優先する方法を考え出したのです。
まさに、「短所を長所に変えた」例だと思います。
このこと自体はビジネスの話とは異なりますが、ビジネスにおいてもこの考え方はとても重要です。
「逆転の発想」
「ピンチはチャンス!!」
アイデアを生み出し、大きく飛躍することができるかもしれません。
解決策はからずあるはずです。諦めず乗り越えた先には、きっと大逆転がまっています。
ピンチが訪れたときは、チャンス!そう考えてみましょう(*^_^*)
この記事を書いたのは「FPラポール株式会社」
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多くの方が抱える不安のひとつに
「お金」の事があると思います。当社では3つの方向から、
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これら全てを見直し、
ここをキッカケとし、
お金と真剣に向き合いましょう。