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2019/11/21

money, 住宅ローン

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住宅ローンの金利ってどうやって決まるの?

人生で最も大きな買い物と言えば住宅の購入ではないでしょうか。どこの金融機関で住宅ローンを借りればいいのか、金利はどのタイプを選べばいいのか不安や疑問を抱いている人は多いのではないでしょうか。

今回は住宅ローンを選ぶときに重要なポイントとなる金利について解説します。

 

  • 住宅ローンの金利は2種類

 

住宅ローンの金利には大きく分けて変動金利と固定金利の2種類があります。

変動金利とはその名の通り金利が変動していくタイプです。例えば35年の住宅ローンを借りたとすると、返済期間に金利が変動するかもしれないというものです。金利が変動するということは、返済金額のうち、元本の返済と利息の返済金額の割合が変わる可能性があるのです。現在では固定よりも変動の方が金利が低いため、選択する人は多いようですが、変動金利を選択すると借入期間中金利や返済金額が変動するリスクを背負うことになります。

また、固定金利は、変動金利とは異なり借入期間中(設定した期間)金利が固定されているタイプです。固定する期間は2年や3年などの一定期間や、全期間など自分自身で選ぶことができるので、その期間の金利も返済金額も変動することもないことが特徴です。

 

  • 金利はどうやって決まるのか

 

変動金利は、短期プライムレートによって決まります。短期プライムレートと言うのは、金融機関が業績がいい、財務状況がいいなどの優良な企業に対して返済期間1年以内で貸し出しをする際の優遇金利のことです。

この企業に貸し出す金利を元に住宅ローンの変動金利が決まります。

その短期プライムレートの金利を元に4月と10月に金利を見直し、7月と1月から適用されます。

一方固定金利は、長期金利に影響を受けます。長期金利とは金融機関が1年以上お金を貸し出すときの金利のことです。代表的なものは10年国債利回りで、市場で売買されるときの利回りを指標として住宅ローンの金利が決まります。

 

 

  • 固定と変動どちら選ぶんだらいいのか

 

住宅ローンの金利を選ぶとき、変動にしたらいいのか、固定にしたらいいのか多くの人が悩むことでしょう。変動金利は金利の変動と返済額の変動というデメリットがありますが、固定金利よりも金利が低い分毎月の返済額が少なくて済むというメリットもあります。

固定金利の方は金利も返済額も変わらないというメリットはありますが、変動金利に比べて金利水準が高いので総返済額が変動金利に比べて高くなるというデメリットもあります。

2019年11月現在の変動金利の水準は0.415%、固定金利10年は0.570%と、変動金利が低い水準となっています。

例えば、この金利で3000万円を30年間借入をしたとすると、変動金利では毎月88,642円、総支払額が31,911,250円ですが、固定金利(10年固定)では毎月88,642円、総支払額32,644,972円となり、1ヶ月では約2,000円、30年間では約70万円も差額があります。

将来金利が変動するリスクはあっても、毎月の返済額や総返済額を減らしたい人は変動金利を選ぶといいでしょう。

また、将来何が起こるか不安だと思う人や、子供の教育費などの負担が大きくなって来そうだと思う人は、返済額が一定金額で変わることのない固定金利を選ぶといいでしょう。

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