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加入者と運用指図者

イデコに2つの立場があります。

一つは毎月掛け金を拠出している

・加入者

そしてもう一つは掛け金は拠出しないで運用だけをしている

・運用指図者

です。

運用指図者には、

60歳を迎えて運用だけをしている人や、

企業型から移管してきて運用だけしている人

一時的に拠出を止めている人などがいます。

 

 

大きな違いはないように感じるかもしれませんが

実は「税金」と「手数料」に大きな違いがあります。

掛け金が全額所得控除になり、節税のメリットを受けることができるのは

毎月拠出している「加入者」のみです。

また、加入者であっても運用指図者であっても

口座の管理手数料などがかかる場合がありますが、

この節税のメリットを受けることができなければ

手数料だけを支払うことになるので、元本確保型商品にしておくと、

手数料分資産が減っていくことになります。

ですから、運用指図者になるのであれば、手数料分くらいは

運用して利益を目指すといいでしょう。

 

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