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2017/11/16

iDeCo, money

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iDeCoってなに?

12月から企業様の確定拠出年金個人型(iDeCo)のお仕事に関わらせていただくことになったので
確定拠出年金個人型(iDeCo)についてシリーズで書いていこうと思います。

まず初めにiDeCo(イデコ)とはなんなのか?

聞いたことあるけど、なんだかわからないという人のために簡単に解説しますね!

毎月5,000円積み立てをすれば、「税金を払っている人」であれば誰でも節税ができる

という国が認めた制度なのです。

会社員の皆さんは、毎月給与から所得税分を先に差し引かれてお給料をもらっています。
しかし、納めるべき所得税を正しく計算されて、多く徴収されていた分は戻ってくる。
これが年末調整です。

もともと自分のお金ではあるのですが、臨時収入のようでなんだか嬉しいと感じた人もいるのではないでしょうか。

その、年末調整で戻ってくる分が、積み立てをすることで「増える」ということなのです。

では、どういう仕組みなのかを解説する前に、そもそも所得税ってどうやって計算されているのかということを見ていきましょう。

会社員の場合所得税の計算は、
給与支給額ー控除=課税所得
課税所得×税率=所得税額

という計算になります。

控除には以下のようにたくさんの種類があります。
①給与所得控除
②基礎控除
③社会保険料控除
④生命保険料控除
⑤配偶者控除
⑥配偶者特別控除
⑦扶養控除
⑧その他控除

①~③までは誰でも該当する控除ですが、④~以下は該当する人だけが使える控除です。

独身の場合、①~③、そして生命保険や、医療保険などに加入していれば④までが控除になります。

お給料の総支払額から控除金額を差し引いた金額を「課税所得」といい税金を計算する元の金額になるのです。

その課税金額を元に、計算される税金の「税率」が決まるのですが、そのことはまた機会があったら解説しますね。

つまり、控除できるものが多ければ多いほど、税金は少なくて済むということがおかわかりいただけましたか?

個人事業主の方は、確定申告の時に控除するので、はじめから少ない金額で計算することになります。

iDeCoで毎月5,000円積み立てをするということは、⑥その他に該当する
「小規模企業共済等掛金控除」に該当するのです。

毎月5,000円積み立てると、1年間では60,000円になります。
所得税の最低税率5%だとしても3,000円は所得税分としてキャッシュバックされるということになるのです。

合わせて、住民税もおなじ控除が使えるのでさらに節税効果は高いですよね。
住民税は誰でも一律に10%と決まっていますから、
60,000円の10%=6,000円が節税できるのです。

住民税は、翌年の6月頃から「特別徴収」として給与から引かれますので、
あまり実感としてわからないかもしれないですが、実は大きな効果があるのです。

いままで見てきたように、所得税と住民税を合わせると、なんと最低でも9,000円の節税になります。

最初に書いた、

毎月5,000円積み立てをすれば、「税金を払っている人」であれば誰でも節税ができる

ということがおわかりいただけましたか。

これであなたもiDeCoって何?と聞かれたら
「積み立てすれば納税している人が節税できる国が認めた制度」
だということが話せるようになりましたね(^ ^)

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