株式投資の基礎用語③
<売買>
■始値(はじめね)・終値(おわりね)
一日の取引時間の中で、最初についた値段を始値(寄り付き)、最後についた値段を終値(引け値)と呼びます。
■大引け(おおびけ)
株式の取引時間は午前9時から午前11時30分の前場(ぜんば)と午後0時30分から午後3時の後場(ごば)に分かれています。前場の終了時を「前引け(ぜんびけ)」、後場の終了時を「大引け(おおびけ)」と呼び、大引けで付けた株価を「引け値(終値)」と呼びます。
■指値注文(さしねちゅうもん)
指値注文は、「銘柄」「価格」「株数」を指定して、「買い」または「売り」の注文を出す方法をいいます。希望した価格で売買できる反面、わずかな価格差・時間差で売買が成立しないことがあります。
■成行注文(なりゆきちゅうもん)
成行注文は、「売買価格」を指定せずに「銘柄」と「株数」のみを指定して注文を出す方法をいいます。成行注文を出すと、すぐに売買が成立します。
「指値注文」は、出しても約定が成立しない可能性があるため、必ず買いたい、あるいは、必ず売りたい時は、「指値注文」ではなく「成行注文」を出しましょう。
「成行注文」は価格優先の原則から「指値注文」に優先するため、売買が成立しやすい反面、意外に高く買ってしまったり、安く売ってしまったりすることがあります。
■約定(やくじょう)
買い注文や売り注文を出して取引が成立することを約定といいます。
■受渡日(うけわたしび)
株の売買において、売買代金と株式の受渡しが行なわれる日を受渡日と呼びます。
株の売買注文では、約定日を含めて3営業日目を指します(2019年7月16日約定分より1営業日早まり、約定日を含めて3営業日目に変更されました)。
株を買った場合、約定日にはまだ株を保有していません。また、株を売った場合、その代金はまだ受け取っていません。
■損切り
保有している株が値下がりして、含み損が出ている時に売却して損失を確定させることを損切りといいます。株で儲けるためには「損失を小さく抑える」ことが重要です。株価が下落し、その後の回復が見込めないと判断した場合には、潔くあきらめて、新たなスタートを切ることも必要です。
この記事を書いたのは「FPラポール株式会社」
筆者「FPラポール株式会社」について
FPラポール株式会社をSNSでフォローするならこちら
- 幸せになるためのお金の知識
- ファイナンシャルプランナー FPラポール株式会社
お金の事が心配…
多くの方が抱える不安のひとつに
「お金」の事があると思います。当社では3つの方向から、
考えるべきだと思っています。「収入・運用・計画」
これら全てを見直し、
ここをキッカケとし、
お金と真剣に向き合いましょう。