笑顔の選択肢
昨日予告した通り、本日はある女性の実例の話です。
結婚後も共働きでバリバリと営業職として働いていた彼女ですが
待望の妊娠がわかり、産休から育休を1年間取得しました。
育休明け復職したのですが、今までの営業職ではなく
彼女の苦手とする事務職だったのです。
子供が熱を出したと言っては保育園から連絡が入り
早退するたび周りの人たちに迷惑をかけていることで
いつも心を痛めていました。
慣れない事務職を
10歳くらいも年下の人から教えてもらうことも
かなりのストレスだったようです。
本当は営業に戻りたい
でも時短勤務では営業職はできない。
しばらくはこのまま事務職を続けるしかない。
そんな葛藤が彼女を追い込んでしまいました。
復職後数ヶ月で彼女は体調を崩し
休職してしまうのです。
休職中に、
「働くってどういうことだろう」
「このまま会社で働くことが本当に幸せなのだろうか」
「子供と自分、家族にとって一番幸せな働き方ってなんだろう」
たくさん考えたそうです。
そして彼女の出した答えは
「会社を辞める」ということでした。
しかし、後ろ向きな退社ではなく
前向きな退社だったのです。
彼女は以前から美容系の仕事に興味をもっていました。
退社をきっかけに、エステサロンで働くことを選んだのです。
将来自分でエステサロンを開くときの、技術の習得と経営を学ぶために。
彼女は安定した会社員という立場を捨てて
起業家としの一歩を踏み出したのです。
そのことで、子どもと一緒にいる時間も増えたし
人に迷惑をかけているというストレスからも解放されたのです。
そして働けるときだけ働くという形は
彼女にとってベストの選択だったのかもしれません。
子どもがいるから働くことができないのではなく
子どもがいてもベストな選択肢を選んで働くことができる。
その違いは、情報を知っているかいないかの違いではないでしょうか。
自分にあった働き方があること、知らなければ選ぶこともできません。
彼女は今、毎日楽しそうな笑顔で仕事をしています。
あのまま会社にいたら、彼女から笑顔は消えていたかもしれません。
働くということはいろんな選択肢があっていいはずです。
今後も女性の働き方についてもお伝えしていきます。
この記事を書いたのは「FPラポール株式会社」
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