前回個人事業主は老後の資金を自己責任で準備しなくてはならいとお伝えしました。
では具体的にどのように準備したらいいかというのを今回はお伝えします。
実は国民年金には上乗せできる仕組みが二つあります。
一つはCMなどで聞いたことのある方もいらっしゃるかもしれません、
♫国民年金きっきん~♫です。
自営業の老齢基礎年金に上乗せる制度です。
加入は口数型で、給付の形は7種類から選べます(一口目は終身年金)
掛け金は給付の型、加入口数、加入時の年齢、性別によって違います。
掛け金や給付のイメージなどは
「国民年金基金連合会」のHPで確認してくださいね
http://www.npfa.or.jp/
もう一つは付加年金です。
あまり聞いたことのない方もいるかもしれませんが、
日本年金機構が行うれっきとした公的年金の上乗せ制度です。
被保険者は毎月の定額の保険料の他に月額400円をプラスして払うだけです。
すると老齢磯年金を受け取る時に付加年金額が上乗せされるのです。
年金額は、加入した期間によって違いますが、例えば
40歳から60歳までの20年間加入した場合、
保険料合計 400×12×20=96,000
年金額 200×(12×20)=48,000
つまり2年もらえばかけた金額を上回るということなんです。
とてもありがたい制度だと思いませんか?
毎月400円なら無理なく支払うことができますよね?
こういう制度も個人事業主はどんどん活用していきましょう。
こちらも
「日本年金機構」のHPで確認してください・
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/sonota-kyufu/1go-dokuji/20140625.html
そして、さらに効果のある上乗せの制度があるんです。
それはまた次回に