仕事柄たくさんの人とお話しする機会があります。

先日お会いした方は、とても饒舌な方で２時間ほとんど喋りっぱなしでした。

私の悩みなど聞くこともなく、一方的に商品の説明だけするのです。

こんな成分が入っているとか、ここの企業が研究している成分だとか。。。

いろんな資料を出しては、どんなに良いものなのか説明してくれました。

しかし、そもそも私がその製品をなぜ使わなければならないのか一度も話すことはありませんでした。

３０分くらい経ったところで、飽きてきてしまっていたのですが（笑）、

そんな私にはお構いなしで話し続けるのです。

やんわり「興味ないです」と伝えても、聞こえていないふり。。。

こんなやり方では、興味がある人も興味を失ってしましますよね？

世の中で「売り込み」が嫌がられているのは、

「相手のことを考えない」ところではないでしょうか。

初めて会った人に、強引に商品を売り込む、

そんな方法では敬遠されてしまうだけです。

ビジネス交流会のようなところであれば、

お互い売り込みもありなのでしょうが、

そうでない場合は大抵お断りなのではないでしょうか。

なせ、このような「売り込み」をしなければならないのでしょうか？

それは「売り込まなくても売れる仕組み」がないからです。

人は何にお金を使うのか？

なぜ金を払うのか？

それはなぜ自分から買ってくれるのか？

きちんと理解していないから「売り込み」をしなくてはならないのです。

「売り込み」によるセールスは数打ちゃ当たる的なところがあり、

再現性を求めることができません。

売り上げをコントロールしたいのであれば、

再現性のあるビジネスにしなければならないのです。

「売り込まなくても売れる仕組み」それが起業の基盤なのです。